やはり!ICT教育 がんばれ学校

 学校にとってICT元年は2019年。コロナ一斉休校とGIGAスクール構想、2つの大波が打ち寄せた時だ。それから3年が経っている。今、メタバースの学校を創ろうとしていて各社のメタバースを試しているが、料金体系もねらいも様々だ。完璧なもの、というかこちらの要望にピッタリはまるものはない。では、使い方、つまり規則と約束で細かい部分をカバーしていくしかないと思っているが、そういう発想がもう古いかもしれない。例えば成りすまし、例えば仮想空間内でのコミュニケーション制限。あれやこれや積み上げてみると、なんだ元の学校じゃん!となってまた崩す。

 

 それでもいいものができてきている。まだ発表には遠いけれど。これは関係会社さんの協力、技術者(エンジニア)さんの努力による。感謝したい。この世界はスタートアップ企業が多いというのもあるけれど、社長さん自らセールスしたりデモンストレーションをしてくれる。ありがたい。ことICTは企業さんの方が学校より熱量があると思う。(これは公務員じゃなくなったから言える❤️)

f:id:I-SHOT:20221121163322j:image

 社長さんも言っていたが、先生方の教育への熱量が凄すぎてなかなかすぐにICTやVRにマッチしない、と感じたそうだ。その人は自分でも学習塾をやってみて指導経験を積んでからおっしゃっているので説得力がある。もちろん経営側、企業側の感覚と学校内部の想いとは少し違うのですり合わせは必要だ。

 

 その人と共に新しい学校を創っていくことになりそうだ、と予感しながらひとつひとつ困難を乗り越えたい。VRの考え方は100年以上前からあるという。企業側の変革は2016年ごろに起こったようだ。

 

 学校は乗り遅れてはいけない。やはり「楽しく」ないとICTは続かない。どれだけ良い素材を見つけて手を加えていくか。それができた学校は多分大きく変わっているはずだ。