おっと!ICT教育⑥ 小ワザ集

変わったもの 変わるべきもの

 端末を自由に使いこなす子どもたち、参観日でそんな姿を見ることができたらきっと誇らしく頼もしいですよね。同時に学校側で養護教諭さんたちから声が上がったのは「視力は大丈夫かな?」

という声です。きちんとした統計はありませんが、ビジネスマンはブルーライトカットグラスをお持ちだったりしますので、成長期の子どもたちの目にもやはりガードが必要です。これから問題提起されることでしょう。

 

③でお知らせしたアイテムがこれです。(遅くなりました🙇‍♂️)

 

 まだ企業様の了解がとれてないので企業名は消しています🙇‍♂️今あるメガネに取り付けるタイプとメガネそのものに機能がついている製品があります。私が紹介している学校も、開発段階のモニターとして使っていたそうで、短い時間でも子どもたちの評判が良かったということです。

 ただしクラスで話し合ってから時間は全員同じにしたようなので申し添えます。(問答無用の時間制限は親子関係を損ないそうです)子どもたちは自分の学校端末とリンクさせて自分で自分をコントロールして使ったそうですから。

 

保護者の声が届く前に

 

 端末を使えば使うほど、視力や姿勢に関する不安は大きくなると思うので、そこに先じての対策です。できること①決めた時間を振動で知らせる②姿勢が一定時間崩れると振動で知らせる③(メガネは)ブルーライトを減ずる などです。これを装着して勉強させたところ、姿勢が目に見えて良くなったのは言うまでもありませんが、子どもたちから「日頃から姿勢を意識するようになった」という感想が聞けました。

 保護者からの声に先んじて手を打つ。なかなか難しいことです。

 

机が小さい!

 

 学校で使われている机イスは実はさまざまな形があるのです。脚の部分が逆Tの字だったりまっすぐの4本脚だったり。新JIS規格の机は教科書ノート筆箱下敷きこれにドリルや資料集が出るともういっぱいいっぱいです。端末をそれらの上に置くと不安定。では教科書を片付けて、というのもまた不自然。・・で、ずっと紹介している小学校では、(1学年だけでしたが)全員の机を入れ替えました。幅120cm 縦90cm。ビジネスマンが在宅ワークできる十分な大きさです。これは写真で見せていただきましたが壮観でした。※人数の少ない学校だったので可能だったようです。これほど大きな机ではなくとも、机の大きさは早急に改善する必要があると思います。

 

 そんな目線で参観日に教室や学校を見渡せば、さまざまなものが見えます。お子様に目線が集中するのは仕方がないとして、ちょっと周りを見てください。

 

 学校が変わると子どもたちも変わります。変わらない学校は子どもたちを変えられません。