電撃?訪問 ウクライナ

 みなさん こんにちは 桜が見頃ですね。異動桜になりましたか。少しもの悲しい桜です。

 

 久しぶりに政治に首を突っ込んでみます。「電撃」といわれる首相の訪問。他のG7首脳も一度はウクライナを訪問しているし、議長国として焦るのもわかりますが・・。

 

 12月に訪問が発覚してとりやめになった時、いつかは行くだろうなと誰しも思っていた事もありバレバレの訪問となってしまいました。「電撃」と形容されていましたが、世界の受け取りはそうでもないようです。外交に興味のなかった小泉元総理が北朝鮮を訪問したときはまさに「電撃」でしたし、それなりのお土産も持って帰ってきました。何せ、私も小泉内閣の当時ヨーロッパ駐在をしていましたが、日本の総理を誰も知らないのが現状でしたから。

 

 穿った見方かもしれませんが、「議長」とはいかにNATOグループ、G7の主催国であろうとも「中立」「正義」というイメージがあります。戦争を止めない限り命が失われることが止まらないので、無条件停戦に話を持っていくためには、あえて「戦争当事国に行かない」判断もあって良いと思いました。もう行けなかったのなら無理に行かないでもいいだろうと思っていました。

 

 そもそも「HIROSHIMA」サミットです。日本の平和は「2度とこのような悲劇を繰り返さないために」平和記念館の展示はそうメッセージを送っています。

 

 一方、同じ敗戦国ドイツの強制収容所跡は同じ平和へのメッセージでも真逆です。「2度と過ちを犯さない」強い意志が感じ取れます。

 

 戦争を主導している国に歩むよる必要はありませんが、「行けなかった」を転じて「行かなかった」意志を明確に貫く日本でもよかったはず。

 さて、こういう「電撃」訪問にはいくらかかるものなのでしょう??そう考えるのも卑しいですが・・。