おっと!ICT教育② プログラミング

 ICTというより「プログラミング必修」という言葉が3年前にメディア踊りました。お子様はプログラミング教育に勤しんでおられますか? 

 教科書にもそれらしいページはあります。物体をマス目に沿って動かすために「前に◯コマ」「右に⬜︎コマ」というような分割した命令を繋げていくのもプログラム。

 しかし面白くありません。プログラムしてみて実際に物体が動くような手応えがほしいものです。多くの学校が「スクラッチ」方式のアプリを使っているようです。感覚的にプログラムがわかります。

ロボット   f:id:I-SHOT:20221102132957j:image

 ある学校はクラスの子どもたち全員にロボットを与えました。段ボール製のロボットは上半身だけでしたがいろいろな動きが出来ました。喜んで必死で作っていました。作れば動かしたい!この強いモチベーションが子どもたちをプログラミングに導きました。

アバターとして演奏を

 ロボットは小さいけれど音も出せたので、その年の音楽会で1曲演奏したそうです。コロナで観客の数を絞るなか喝采を浴びました。プログラムはできたものの、どうしても音がズレる。ああでもない、こうでもないと相談したあげく、子どもたちは「休符を打ち込んで調整する」という手を打ちました。

 我慢して見守った先生の勝利かもしれません。

 

 教室でロボットを組み立てる子どもたちをみて、小さいころ夢見たことが目の前に繰り広げられているのだと思いました。まさにドラえもんの世界です。

 これぐらい変わってなきゃ!