判断 決断

 いつも空いている◯◯電車が人でいっぱいだ。雪トラブルは思ったより大きかったようだ。あらかじめ運行見合わせを発表していたJRを避けて他の交通機関に人が流れた。台風と違って、この際車でといつも使わない車で雪禍に巻き込まれたケースもあったのではないかと思う。天気予報が精緻になった今、交通機関を使わなくてもよいようにしなくては。つまり事業所も休むことだ。警報が出ていなくても決断できるように。

 

 そのJRが乗客を乗せて止まった。車の立ち往生も困るが、電車の閉じ込めはもっと困る。プライベート空間もなく空調は効いていても空気は汚れる。乗客はスマホで情報を得ようとするが、やはり車内アナウンスが1番正確で頼りにしたい。孤立した電車で指示系統のトップは車掌さんしかいない。例えばトイレ、トイレの場所やそこまでのルート確保への協力、身体の調子が悪い人を優先して・・ぐらいのことは、本社の指示なしでアナウンスができるようにしないといけない。車内ルールを知らないが、これはもしアナウンスマニュアルがあって、それ以外の内容の伝達には上司の指示が必要とかなっている場合だ。もしくは、早くから大雪対応をしていたJRだから、リスクのある電車にはその上司さんが乗るとか。

 

 今はちょっとしたことがクライシスになる。正確な情報を的確に提供すれば日本人はどこかの国のように暴動は起こさない。むしろ忠実に我慢してしまうから体調も崩す。説明会見などもう要らない。検証するとか防止策とか聞き飽きた。