イギリス 

 イギリス、といえば、最近短期間で首相が代わった国。エリザベス女王の国。ビッグベン、ロンドンアイ、大英博物館、『歴史と伝統』が強いイメージとしてある。正式な名前を言える人は少ないかもしれないが、「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」だ。もともとイギリスという言い方が、イグレス?だったかの日本語訛りだそうだ。エゲレス、エギレス??  あまり現地ではイギリスは一般的ではないらしい。スコットランドで「イングランド」と言ってしまって叱られた。

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 だから、サッカーでも「イングランド」はあるし「ウエールズ」や「スコットランド」もある? すべてイギリスを構成している王国だ。スコットランドの独立騒ぎがあったように、彼らは互いにライバルであり「一緒にするな!」とよく言われた。ワールドカップ:サッカー の世界では、イングランドスコットランドは別の国だ。どうして同じイギリスから2つも3つも代表が出ているの?という子どもたちの問いに答えるには時間がかかる。

 

 ドイツも「連邦共和国」である。あまり日本では言われないが、州があり州政府や州都が存在する。ちなみに大統領もいる。政治を司るのは首相だ。人口約8000人超のドイツを構成する州であるが、州の権限は強い。夏休み(ウアラプ)は州ごとにずれていて、国中が一気に休みに突入することはない。いい知恵だと思った。帰省ラッシュもお盆渋滞もないわけだ。

 

 そんなドイツで何回かアウトバーンの渋滞に巻き込まれたことがある。すぐ隣の街だった。居並ぶ高級車、ポルシェやフェラーリを追い抜くのは快感だったけれどそれがサッカーの試合渋滞だった。たしかドイツ対ベルギー? 近隣だったから、双方から人が集まったようだ。製薬会社に薬樽を寄付していただけるということでもらいに行ったら、入り口ゲートだけで14もあり、その工場で1つの街を形成する広さだった。やはり大陸はスケールが違う!

 

 イギリスはホテルもベッドメイキングが美しくないし部屋は埃だらけのことが多い。伝統を重んじる、という言い訳で古いものばかり並べてあり埃ぐらい当たり前だと言わんばかりだ。食べ物も美味しくないし、いい思い出は少ないのだがミュージカルはよかった!あの観客のノリと歓声はプレイヤーを元気づける。

 

 古くて新しい愛すべき国である。そうそう、ロンドン警察はなぜかスコットランドヤードというそうだが交通違反には厳しかった(~_~;)