クラスター

 こんなことになるのかと思った。忘れたころのコロナ。黙食が緩和されたと報じられ、一挙に緩んだのではあるまいし、だいたい本校は皆晴れた日は屋外の好きなところで食べているし・・でも何が良くなかったのか思いつくことは多くある。

 

 1つは週休中に、体調不良の欠席連絡が複数入っていたが共有されず月曜日を迎えてしまったこと。感染した数、疑いの数、濃厚接触者の数を聞き取りしなかったこと。

 

 日本の学校はサーべランスシステムが機能していて神経質なまでに対応する。時に失礼な聞き取りになってしまうことを気をつけなければならなかったけれど。

 

 判断の遅れが休校につながると改めて思い知った。救いはどこが発信源だったのか?という話が聞こえてこないことである。そこは我々もコロナに慣れてきたのかもしれない。誰でもかかりうる病気。発信源探しなどナンセンス。

 

 以前ファインプレーがあった。導入したAI検温機が学校入り口で微熱をキャッチ。すぐ隔離できた。気の毒だったがきょうだいも一緒に。結局やはり陽性だった。任せられる部分は機械に任せて先生たちが子どもに向き合って目で健康をまず確認する、いつの世でもこれが基本だ。

 

 黙食解除はまだ早いかもしれない。