ICT教育②

 ある自治体がメタバースを導入しようと腰を上げている。教育委員会の熱意は熱く自分も何度か話を聞くうちに突き動かされている。これから行政・本庁との折衝で「戦いです」と声をかけてくれた友人が言っていた。何となくだがわかる。

 

 そういう裏舞台をよく知らず、現場はつい予算要求を大きく出してしまう。現場はやはりカネ無くして事は思うように動かせない。しかし何かを変えたい、良くしたいという想いは同じだ。

 

 予算はお任せするとしてあらためて肝に銘じたい。新しい技術と教育の姿なので手探り実践は仕方がないが、しっかり研究して実践をつみあげていくと。その実践と成果が次の予算に結びつくだろう。ICTは「人と人をつなぐもの」でなければならない。情報技術の進歩スピードや自分の中のアイデアの広がりは早い。それに比べるとまるで亀の歩みのような遅さで行政はついてくる。もうちょっとスピード上げてくれないかな?もうちょっとタイムリーにできないかな?と焦ったいが仕方がない。

 

 庶民はそのように思っているが、それにしても国家予算である「〇〇費」の増額はスピーディだった。