不安を夢が吹き飛ばす!

 ふ登校・選択登校で悩んでいる人たちが増えて、今の学校やフリースクール以外にもう一つの受け皿となり得る場所を創ろうと奔走している。何度も書いているように一筋縄ではいかない。理由は自治体とコラボしようとしていることにもある。ただでさえすんなりいかないこの事業をゆくゆくは独立したいと考えているからだ。そのほうが自治体にも都合が良いこともある。種を蒔き、ある程度の大きさに育つまでは時間も必要か。

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 若いころなら折れたかもしれないが、結構自分でも頑張ってやり合っている。それは夢が、発想が、アイデアが広がっているからだ。それだけ無限の可能性が感じられる。私は少なくともそう思うけれど、仲間に話しても「刺激的な話」と捉えられる。発想の全容を話し始めると長くなってしまうし仕方がないかもしれない。しかし中には「面白いな!」と乗ってくれる人もいて力を得る。若い人ほど面白いと捉えてくれる。デジタル世代、IT世代、細かな説明が不要なわけだ。

 

 そもそもメタバースとはなんぞや?から説明を始めなければならない。これはとても億劫だ。しかるべき会議の場をお借りすることになりそうだが、かつての自分が1番嫌いだった時間だ。ゲストによる説明・広報・お知らせ・・「早く終われ!」とずっと思っていた。これから2時間にわたるロングラン会議が始まるというのに・・・

 

 その思いがブーメランとなって帰ってきそうなので、作戦を考えている。すでに1分程度の動画を試作してみた。言いたいことはプリントアウトして配るかメールに添付して送ってしまおう。「あとで、お時間がある時に読んでください。」

 

 この動画作戦は、かつて学校でIT教育の研究をした時発案して結構校内で流行った。単元の冒頭や、ある1時間の授業冒頭で予告動画を見せるのだ。視覚に訴えると子ども達は食いつきも良い。「今からこんなことを始めますよ」という強いメッセージになる。そのことで1分で単元・授業内容が把握できるので、すぐに主発問ができる。そして協働作業時間が長くとれる。先生たちは協働作業を見守り、必要に応じて方向の修正を行う。

 

 授業の形が変わった。主発問が前に出せることでこれほど変わるとは思えなかった。優れたコンテンツや技術は既存のものを変えていく。

 

 その体験があるから今手掛けていることも、やがて教育を変えると確信している。学びの場は学校だけではない。学校に行きにくければ、行かなくてもよい(これは自治体の中の人は思っていても絶対に口に出せない)学校でなくても学べる場を提供したい。その1つはメタバースの中にある。