メタバース③:選択登校

 次々に新しいメタバース・プラットフォームが現れる。しっかり調べて導入したいが規格も料金も様々だ。それぞれ「売り」の機能があって本当に迷う。もちろん1人で決めるわけでもないので特徴を書き出し3社に絞って見積もりをいただく。

 

 バス会社や旅行社を選ぶのと違い、想定を固定できないというか固定して比べられない。こちらの理由としては想定30名と考えていても同時にログインできるとは限らないし、プラットフォームとしては同時ログイン推奨値と限界値があったりする。

 

 やはりそこで「何をやるか」をもっと突き詰めて検討して優先順位を決め、できない機能は諦めるしかない。うーん迷う。完成したらここでももちろん報告したい。

 

 会社としては、ここが提供できます、と機能や利点を提示してくれるので使う側の工夫として活用拡張させていきたい。学校は、ついこんなことはできないか、あんなことは可能か?と問うてしまうが、提供されたプラットフォームで自らの工夫やアイデアを生み出した方が生産的だ。そう言い聞かせながら思案している。あれこれ考えるのは楽しい。

 

 創るのは学校だ。教育は対面が良いに決まっている。対面教育の重要性を認識した上で、それでも学校に行かない子ども、行けない子どもたちがいる。そしてそれに悩む保護者がいる。新しい教育の場を選択できるような場を提供したい。ふ登校ではない。選択登校である。