しっかり学べているか?

 家庭にあっては、食事を共にすることで子どもたちががんばっているか、困っていることはないか、探っていた。苦しかったけれど6時台には夕食にかかれるようにしていた。妻が働き始めてからは自分が夕食を作ることも多かった。

 

 子どもたちはたくさんの見えにくい力で支えられている。家庭でも学校でも。良い学校は学ぶ環境が整っている。人もそう、ものもそう。いつ行っても校庭や校舎内がきれいで花が咲き、荷物が置いてあっても整然としている、そういう学校が良い。

 

 オープンデーが再開したら、先生の教え方や子どもさんの様子だけではなく様々に視点がある。もちろんオープンデーとなれば、丁寧に掃除をして準備するので「きれいであたりまえ」と思ったら良い。見方の基準を上げるだけで構わない。

 

 1番クラスの姿がよく見えるのは、普段日の放課後だ。当日担任の先生が主催するような会議や出張があれば物理的には無理だが、良い教室は次の日の準備ができている。黒板の日付が変わり当番の表が動き机椅子が整然と並んでいる。近年ならタブレットの充電がなされている。

 

 教室や子どもたち個人が管理するものが増えているので40人近い学級は大変だ。少ないスペースをいかに工夫するか、誰もいない教室から教わることも多かった。ああいう100均グッズは先生たちの持ち出しが多い。その方が早く手に入るけれどできれば公費で買ってあげたかった。でも・・・差がついてしまうんだよなー。その差が見たかったりするのはいじわるか😅